INFOLATION

ハースストーンの英語記事を日本語訳にして載せます。twitterのアカウントはhttps://twitter.com/Qe8Gxです。フォローしてください

前回オンライン:1ヶ月以上前

 

およそ二週間ぶりにハースストーンを起動した。三つの枠から溢れかえっているクエストを見た瞬間にやる気が失せてしまい右上の×ボタンをクリックしようとすると、頭上に一つ浮かぶものがあった。

 

 左下のフレンド欄を覗く。目当てのフレンドの右にはこう書かれていた。

前回オンライン:1ヶ月以上前

 

 目当てのフレンドとは大学の友達だ。僕にはこの友人しか、リアルで知り合いのハースストーンのフレンドはいない。

 大学一回生のころに、健康診断で知り合った。多分、友達の友達とかだったと思う。あの頃は友達を作る事に必死で、手当たり次第に友人の輪を広げていた。結果的に、その輪は大幅に狭くなるのだが。

 

 二回生になりその友人と同じゼミに所属した。僕は、希望ゼミもなかったので、友人のいるゼミを選択した。二人で「楽に生きていく方法」を模索して株式投資とかも始めた。多分五万円ぐらい失った。

 

 三回生になり就活が始まった。僕の就活は上手くいかなかった。とても成功とはいえない。滑り止めの中小企業から内定を頂き、そこに入社する。友人も就活は上手くいかなかった。友人はゼミに来なくなりLINEの返信も来なくなった。

 

 心配したゼミの教授から友人の携帯電話番号を教えてもらい(ゼミの中でその友人と一番仲良かったのは僕だった)、連絡を取ることができた。

 とりあえず、二人で鳥貴族に行く事になった。

 二人でひたすら酒を飲んで家庭状況や過去の話や就活の話をした。

 

 結局、彼をゼミに連れ戻すことはできなかったけど、またこれまでのように時々遊ぶようになった。

 一緒に大学の食堂でご飯を食べているときにハースストーンの話が出た。それで、友人がハースストーンをやっていることを知った。初めてヨグサロンの愚痴を面と向かって話せてとても楽しかった。

 彼の下宿先で一緒にラダーを回す事も楽しかった。

 

 

 決して彼の性格は素晴らしいものではない。普通にイライラするときもある。それでもやはり僕にとって「大学で得た唯一の価値のあるもの」だと言い切れるのは、なぜだろうか。

 卒業式の一週間前、彼とたまたま出会った時に

 「前、ハースストーンって調べた時に、たまたまお前っぽいやつのツイッターアカウントを見つけちゃった」

 と言われた。それから焦って

 「いや、でもすぐに見るのやめたから!ツイートとかは大して見てないから!」

 と付けたされたときに、やっぱりこいつはいいやつだなぁと思った。

 

 彼は十一月ごろに内定を得た。業界からも明らかに勤務時間の長い企業だった。地元に帰り働くらしい。

 

 明日は入社式だ。

 これから辛い事もあるだろう。それでも頑張って働いて稼ごう。そしてまたいつか出会えたら鳥貴族で語り合おう。その時まで。